2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
市川崑の映画にでてる川口浩は好きになれないが、増村保造の映画だとすんなり観れるのは何故なんだろう。 初期増村の快作。山荘に向かうワゴン車の中で若い娘たちがフニクリ・フニクラを合唱するという、ある意味とっても危険なシチュエーションを見事にしの…
「EUREKA」のキャラも何人か出てくるが、役所広司が演じた「EUREKA」の主人公・沢井真は死んじゃってる設定(とは後で知ったんだが)。だからというわけじゃないが、これはまぎれもない「Helpless」の続編。 前作では光石研ふんする安男さんが運んできた暴力…
(北村道子の衣装を着た伊勢谷友介が一番かっこよく見えるという事態が発生しておる。ということはこれはアニメ映画なんじゃないだろうか?) これで見る限り三池崇史はウォシャウスキー兄弟の代わりに「マッハGoGoGo」が撮れるとは思う※そんな話はありませ…
↓ネタバレ気味ーシェルター↓ 役者の面(つら)セレクトが相変わらず上手いとは思ったものの、前作にあった巧みさが後退してかなりストレートになった印象。 前作の野郎3人ボンクラツアーズは振り出し時点では誰が主役かまるでわからない、っつうかどうでもい…
Yahoo!映画の上映案内にこの映画だけ載ってねえ。 「ノートルダム男」という表記をTV欄で見かけた、という話を10年以上前に聞いたことがあるっすが、 「怪談男」キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! (←控えめ) ってタイトルでもいいのでDVD出してちょうだい。 去年シ…
「幻の湖」での大開放後、すっかりフリーマン(いろんな意味で)となった橋本忍先生がその3年後に書いた作品。製材所の事務員の伊藤麻衣子がトラックの運ちゃん萩原流行に騙されて逆上し、丑の刻参りをする(二行であらすじをまとめられるのが傑作の条件と…
CGでリニューアルされたラミエルかっきぇ。どーせなら「度胸星(いまでも再開希望)」のテッセラクト(テセラックだった)みたいに四次元攻撃(遠近法無視)とかしてほしかったの。 ドラマ部分はディテール含めきっちり10年分古びているのを確認。「破」以降…
ムーアが作品を発表するたびに批判が出る「自分の主張に都合が悪いデータを無視する」件。 公平を期してってことなのかパンフレットにもその点へのツッコミ文章が載せてあるんだけど、指摘してるのがデーブ・スペクターというあたり、作品の価値を下げない良…
劇中、山の中の誰もいない一軒家に入っていこうとする主人公にもう一人の男が声をかける。 「南部でそんなことをしたらどうなるか。『脱出』って映画を知らないのか?(大意)」 ところがDVDの日本語字幕では「脱出」が「サランドラ」になっているのだっ…
ねっとりした色調(血の色も)がヨーロピアンで、サスペンス演出も暴力描写も悪かないんだけど、なんか微妙にずれてると思いながら最後まで観ると…あーね、ちょっと半端なことになっちまったような。こゆことしたいならテッテ的に緻密にやるかリビドーにまか…
ホラーコメディ。開巻から相当適当な作りで(おれが見逃したのか知らんけど、冒頭の女二人組は結局どうなった?)クレイヴンやっつけ仕事か?と思わせるが、クリスティーナ・リッチが出てくると画面が落ち着く。狼男に襲われて、自らも狼の魔力に支配されて…
DVDで、いままで見逃してて気になってたホラー3本立て。