2009-01-01から1年間の記事一覧

九月に降る風 (2008 林書宇)@ユーロスペース2

チラシのどっかに書いてあった「台湾映画この10年のベスト」というのはどう考えても褒めすぎではあるが「藍色夏恋」なんかにも通じる甘やかさを持った佳作。共学だけどほとんど男子校的な男の子同士の絆が描かれるが、ホモセクシャルの匂いまでにはたどり着…

サブウェイ123 激突 (2009 トニー・スコット)@新宿オデヲン座

面白くなりそうな設定の投げっぱなし度では「交渉人真下なんとか」とそんなに違わない乱雑な脚本でヘルゲランドも本格的にヤキが回りましたかね。とはいいつつトニスコは好調維持で、前半は主役二人の顔の勝負で十分持つ。

BALLAD 名もなき恋のうた (2009 山崎 貴)@新宿グランドオデヲン

主役の人は動いてるときは悪くないと思うけど(鋭角的な顔が鎧兜姿に意外と映える)、身分違いの恋を胸に秘めた武将の心情を演じる段になるとじつになんというか・・・大国の将(TKO)と姫との婚儀について心にもなく肯定してしまったあと、城の廊下で見…

3時10分、決断のとき (2007 ジェームズ・マンゴールド)@新宿ピカデリーSC5

縞模様のパジャマの少年 (2008 マーク・ハーマン)@角川シネマ新宿シネマ2

恐怖女子高校 暴行リンチ教室(1973 鈴木 則文)

暑気払いにどうかと思って観にいって大正解。

ウォレスとグルミット 危機一髪! (1995 ニック・パーク)

※どれも初公開時以来。「チーズ・ホリデー」で月面一生懸命機械(C)吉田戦車が登場し、観ているこっちの頭がグラグラしてくる頃合に震度3の地震があってびっくりした。それにしても「ペンギン」は本当に犯罪映画史に残すべき傑作だと思う。

ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ! (1993 ニック・パーク)

ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー (1989 ニック・パーク)

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 (2008 ニック・パーク)@シネマ・アンジェリカ

※続けて犯罪映画を観たくなったのでこっちへ。しかし怪女パイエラの造形が今ひとつ*1でそういう意味ではやや期待はずれかな。いやいつもどおり楽しいですけど。 *1:ほんとに女嫌いだよねえ…

3時10分、決断のとき ・・・を

3時10分の回で観るぞ、と決断し新宿ピカデリーに1時間前にむかったらすでにSOLD OUTだった。なんだ人気あんじゃん。しょうがないので今日はパスして、

コネクテッド (2009 ベニー・チャン)@新宿武蔵野館2

※「セルラー」をベニー・チャンがパクっリメイクしたらこんなだろう、という想像通りの映画。だからアクションてんこもりで十分面白いんだけど、「電話ネタをもうひとつ*1思いついたんでついでに作ってみた」かのような軽やかさを開巻から終幕まで一貫させて…

ボルト (2008 クリス・ウィリアムス)@新宿バルト9 SC2

メーターの東京レース (2008 ジョン・ラセター)

サマーウォーズ (2009 細田 守)@新宿バルト9 SC9

※親戚なんて少なければそれに越したことはないと常日頃から思っている輩には乗れず(しかしそんな感想が結構大量に出てくる予感)。妖怪一家という設定ならば許した。

愛のそよ風 (1973 クリント・イーストウッド)@東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール

※自分が出ていないときの演出の的確さ*1は監督専任1作目からということを確認 *1:出てるときの映画に時々感じるテキトーな鷹揚さがないっちゅうか

山形スクリーム (2009 竹中 直人)@銀座シネパトス1

※(芸人としての)デビュー当時から竹中直人って「贔屓されてなんぼ」の人だったなあと鑑賞中に回想モードに入る。俺も確かに贔屓していた一人だけど。

続・夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966 セルジオ・レオーネ)@東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール

出発 (1967 イエジー・スコリモフスキー)@池袋シネマ・ロサ2

麻薬3号 (1958 古川 卓巳)@池袋シネマ・ロサ2

軒下のならず者みたいに (2003 青山 真治)@池袋シネマ・ロサ2

 (2008 △△ △△)@池袋シネマ・ロサ2

※「覆面上映って誰のだろう」と無邪気にわくわくしていたが、ヒロインが自転車グルグル乗り回すところでわかっちゃった。というか他にありえんかった。はしけみたいな船で川下りするシーンのユルリとした感じは大変よかったです。

結婚 (1964 ミハイル・コバヒーゼ)@アテネ・フランセ文化センター

モスクワを歩く (1963 ゲオルギー・ダネリヤ)@アテネ・フランセ文化センター

夕陽のガンマン (1965 セルジオ・レオーネ)@東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール

ニッポンの大家族 Saiko! The Large Family 放送禁止 劇場版 (2009 ベロニカ・アディソン)@池袋シネマ・ロサ2

爆弾男といわれるあいつ (1966 長谷部 安春)@東京国立近代美術館フィルムセンター

モンスターVSエイリアン 3D (2009 ロブ・レターマン コンラッド・ヴァーノン)@TOHOシネマズ六本木ヒルズSC3

この二本を続けてみたのはたまたまだけど、上記70年代SF映画へのお饅頭がこの映画にも仕込んであった。こちらは軽いくすぐり程度だけどちゃんとYAMAHAのシンセ(SY-1だったかなあ)を出すところは芸が細かい。 50フィート女、ブロブ、ハエ ゴキブリ男、半…

ノウイング (2009 アレックス・プロヤス)@TOHOシネマズ六本木ヒルズSC2

ある意味において評価の確立したニコラス・ケイジ主演ということもあり、ズバコーン的なトンデモ映画として世間的には通るようになるのはほぼ確実。劇中何度か起こる大惨事の描写や、ケイジの息子に付きまとう影の描写などにあからさまに力点があり、映画の…

久々の更新だけどヒマネタですよ。 適当に予告編サイトをクリックしていたら出てきた↓ http://www.whowillsurvive2012.com/?hs308=email まるでローランド・エメリッヒみたいだなーと思って見ていたら本人だったわけだが、この変わらなさ加減には鈍く感心。2…