2009-01-01から1年間の記事一覧
チラシのどっかに書いてあった「台湾映画この10年のベスト」というのはどう考えても褒めすぎではあるが「藍色夏恋」なんかにも通じる甘やかさを持った佳作。共学だけどほとんど男子校的な男の子同士の絆が描かれるが、ホモセクシャルの匂いまでにはたどり着…
面白くなりそうな設定の投げっぱなし度では「交渉人真下なんとか」とそんなに違わない乱雑な脚本でヘルゲランドも本格的にヤキが回りましたかね。とはいいつつトニスコは好調維持で、前半は主役二人の顔の勝負で十分持つ。
主役の人は動いてるときは悪くないと思うけど(鋭角的な顔が鎧兜姿に意外と映える)、身分違いの恋を胸に秘めた武将の心情を演じる段になるとじつになんというか・・・大国の将(TKO)と姫との婚儀について心にもなく肯定してしまったあと、城の廊下で見…
暑気払いにどうかと思って観にいって大正解。
※どれも初公開時以来。「チーズ・ホリデー」で月面一生懸命機械(C)吉田戦車が登場し、観ているこっちの頭がグラグラしてくる頃合に震度3の地震があってびっくりした。それにしても「ペンギン」は本当に犯罪映画史に残すべき傑作だと思う。
※続けて犯罪映画を観たくなったのでこっちへ。しかし怪女パイエラの造形が今ひとつ*1でそういう意味ではやや期待はずれかな。いやいつもどおり楽しいですけど。 *1:ほんとに女嫌いだよねえ…
3時10分の回で観るぞ、と決断し新宿ピカデリーに1時間前にむかったらすでにSOLD OUTだった。なんだ人気あんじゃん。しょうがないので今日はパスして、
※「セルラー」をベニー・チャンがパクっリメイクしたらこんなだろう、という想像通りの映画。だからアクションてんこもりで十分面白いんだけど、「電話ネタをもうひとつ*1思いついたんでついでに作ってみた」かのような軽やかさを開巻から終幕まで一貫させて…
※親戚なんて少なければそれに越したことはないと常日頃から思っている輩には乗れず(しかしそんな感想が結構大量に出てくる予感)。妖怪一家という設定ならば許した。
※自分が出ていないときの演出の的確さ*1は監督専任1作目からということを確認 *1:出てるときの映画に時々感じるテキトーな鷹揚さがないっちゅうか
※(芸人としての)デビュー当時から竹中直人って「贔屓されてなんぼ」の人だったなあと鑑賞中に回想モードに入る。俺も確かに贔屓していた一人だけど。
※「覆面上映って誰のだろう」と無邪気にわくわくしていたが、ヒロインが自転車グルグル乗り回すところでわかっちゃった。というか他にありえんかった。はしけみたいな船で川下りするシーンのユルリとした感じは大変よかったです。
この二本を続けてみたのはたまたまだけど、上記70年代SF映画へのお饅頭がこの映画にも仕込んであった。こちらは軽いくすぐり程度だけどちゃんとYAMAHAのシンセ(SY-1だったかなあ)を出すところは芸が細かい。 50フィート女、ブロブ、ハエ ゴキブリ男、半…
ある意味において評価の確立したニコラス・ケイジ主演ということもあり、ズバコーン的なトンデモ映画として世間的には通るようになるのはほぼ確実。劇中何度か起こる大惨事の描写や、ケイジの息子に付きまとう影の描写などにあからさまに力点があり、映画の…
久々の更新だけどヒマネタですよ。 適当に予告編サイトをクリックしていたら出てきた↓ http://www.whowillsurvive2012.com/?hs308=email まるでローランド・エメリッヒみたいだなーと思って見ていたら本人だったわけだが、この変わらなさ加減には鈍く感心。2…