クレールとドゥニ ネネットとボニ(1996 クレール・ドゥニ)@シネマベティ

素で間違えた↑。瀬田なつきが選んだ1本。なめるような寄りが主体で説明セリフはほとんどなし、状況はだんだんジワジワわかってくるという近視ムービー←いま命名。その煮詰まった状況といい、作りは最近で言うとダルデンヌ兄弟とかが似てるのかもだが、ただ被写体が好きで寄っちゃう感覚がこちらにはある。ピザ屋に勤めるボニがピザ生地に欲望をぶつけるシーンがあり、その生地があまりにおいしそうに見えたので瀬田は「彼方からの手紙」に主人公が挽肉をこねるシーンを入れたという(挽肉にしては量が多すぎていったいハンバーグ何人前作るつもりだというシーンになっていた)。