第三玉ノ湯(神楽坂)

ギンレイで「ウェイトレス」を観た帰りに。
ぬるい湯の銭湯に当たると、普通のコロッケと思って食ったらサツマイモコロッケだった時*1と同じくらいがっかりする程度の熱湯(あつゆ)好きだけど、浅草にある一軒(名前忘れた)とここは1分保たずギブしてしまうほどの釜ゆで加減が心に残る銭湯であり、十年ぶりくらいにあのサッとゆがかれる感じを味わいに立ち寄ってみたら改装されているじゃないか。
たしかサウナは昔からあったけれど湯船は泡がボコボコしてるだけのソリッドな銭湯だったものが、いまどきのコミュニティ銭湯風にジェットバスと薬湯になっとる。銭湯は今どこも厳しいしサービス向上を心がけて客を逃がさないのは正しい選択ではあるのだけど、爺いメインからファミリー層狙いに移行して湯までぬるくしてしまった銭湯を何軒も知っている(それで潰れた例は知らない。俺が間違っているのは分かってます)。しかしまあとりあえずちゃんと続いてたのは慶賀の至り、と体をさっと流して湯船に入る。おっとなんだ結構熱いじゃん・・・ていうかこの温度でジェットバスの水流がガンガン流れてくると・・・熱い熱い熱い。30秒でギブ。その後も水でうめながら何度かトライするが、とてもじゃないけど浸かれねえよ。しょうがなく薬湯に浸かってやっとリラックス。 第三玉ノ湯・・・チャレンジャーだな・・・。 その後サウナに併設された水風呂と熱湯ジェットバスを交互に使用するという、やたら健康になってしまいそうな入浴法を開発して堪能。勢いがついちゃって中野まで歩って帰ってきました。

*1:不意の甘味が人に与える精神的ダメージをバカにしてはならない