ミラクル7号 (2008 チャウ・シンチー)

今回シンチーは主役を小学生の息子*1に譲っていて、彼をめぐってのいじめっ子&巨漢男子&巨漢女子対決などはてらいのないコロコロボンボンテイストが炸裂。桜多吾作にまんが化していただきたい。予告編で見て「はあなるほど」とか思っていたギャグも本編に繰り込まれるともれなく5割は面白さが増しておりこれぞプロの親方仕事。終盤がベタすぎてちょっと・・・とか言うような人は新弟子前。ゴキブリもウンコも出てくるが(おならが出ないのがやや残念である)、星の数ほどあるE.T.モドキの中でも群を抜いて品のいい映画。ぜひご家族そろって御覧なさいね。

*1:もちろん役柄上のね。ところで息子役のシュー・チャオって女の子なんですってよ!