ファウンテン 永遠につづく愛(2006 ダーレン・アロノフスキー)

何かのついでってことで、近場でやっていたこの映画も。
主演女優と監督がくっついた時点で予想は出来てましたが、症状としては、恋人に先立たれた男がその事実を受け入れられずにちょっと妄想に走っちゃったかなー程度で、「自殺でさえなければ死ぬのは怖くない」とか「今現在地球の救世主はうちの教祖様なのです」といったような、真顔でエクストラオーディナリーなオピニオンをうちだす映画ではありません。「レクイエム・フォー・ドリーム」で映画史上最恐の冷蔵庫を登場させたこの監督だから、幻想シーンは強烈にアシッドな感じで見せてくれるかと期待してたんだけど、ずーっと草っぽい瞑想系のまんまで拍子抜け。「未来」シーンのヒュー・ジャックマンが作務衣に剃髪という合気道内弟子みたいな格好でなければデートムービーとしてもっと売れたかも。つまんないから無理か。
お薬出しときますね。3日ぶん。