※続けて犯罪映画を観たくなったのでこっちへ。しかし怪女パイエラの造形が今ひとつ*1でそういう意味ではやや期待はずれかな。いやいつもどおり楽しいですけど。 *1:ほんとに女嫌いだよねえ…
3時10分の回で観るぞ、と決断し新宿ピカデリーに1時間前にむかったらすでにSOLD OUTだった。なんだ人気あんじゃん。しょうがないので今日はパスして、
※「セルラー」をベニー・チャンがパクっリメイクしたらこんなだろう、という想像通りの映画。だからアクションてんこもりで十分面白いんだけど、「電話ネタをもうひとつ*1思いついたんでついでに作ってみた」かのような軽やかさを開巻から終幕まで一貫させて…
※親戚なんて少なければそれに越したことはないと常日頃から思っている輩には乗れず(しかしそんな感想が結構大量に出てくる予感)。妖怪一家という設定ならば許した。
※自分が出ていないときの演出の的確さ*1は監督専任1作目からということを確認 *1:出てるときの映画に時々感じるテキトーな鷹揚さがないっちゅうか
※(芸人としての)デビュー当時から竹中直人って「贔屓されてなんぼ」の人だったなあと鑑賞中に回想モードに入る。俺も確かに贔屓していた一人だけど。
※「覆面上映って誰のだろう」と無邪気にわくわくしていたが、ヒロインが自転車グルグル乗り回すところでわかっちゃった。というか他にありえんかった。はしけみたいな船で川下りするシーンのユルリとした感じは大変よかったです。
この二本を続けてみたのはたまたまだけど、上記70年代SF映画へのお饅頭がこの映画にも仕込んであった。こちらは軽いくすぐり程度だけどちゃんとYAMAHAのシンセ(SY-1だったかなあ)を出すところは芸が細かい。 50フィート女、ブロブ、ハエ ゴキブリ男、半…
ある意味において評価の確立したニコラス・ケイジ主演ということもあり、ズバコーン的なトンデモ映画として世間的には通るようになるのはほぼ確実。劇中何度か起こる大惨事の描写や、ケイジの息子に付きまとう影の描写などにあからさまに力点があり、映画の…
久々の更新だけどヒマネタですよ。 適当に予告編サイトをクリックしていたら出てきた↓ http://www.whowillsurvive2012.com/?hs308=email まるでローランド・エメリッヒみたいだなーと思って見ていたら本人だったわけだが、この変わらなさ加減には鈍く感心。2…
前半でこまごまと見せるティルダ・スウィントンの顔芸が後半まったく生かされず、ジョージ・クルーニーの役はハビエル・バルデム、フランセス・マクドーマンドの役は二の腕が充分たぷたぷしてきたペネロペ・クルスでいいんじゃないのってじゃあアルモドバル…
3/14ヤッターマン@ユナイテッドシネマとしまえんエンドクレジットで「なんで『それゆけガイコッツ』を流さないのか!」と一瞬憤ってしまったが、だからドロンボーだっつってんじゃんなあ。でもやっぱ三人組の唄といえばあれが最高。 終わってみると何故これ…
3/10 いのちの戦場 -アルジェリア1959- @新宿武蔵野館 「アメリカがベトナムを描いたように、フランスもアルジェリアを描かねばならない」 ブノワ・マジメル そのマジメルの涙目が印象に残るが、監督のスズメバチの人は火薬が大量に使えるので参加したんじ…
3/7こうのとり、たちずさんで蜂の旅人狩人@新文芸坐「こうのとり〜」は初公開時に観ていて、ほかの未見の二本、とくに「狩人」目当てで足を運んだものの、午前3時から3時間、内容の抽象度レベルがいまとはダンチの70年代アンゲロプロスをぶつけられて受け止…
ダコタ・ファニングが伝説のヴォーカリストに伝説のヴォーカリスト。最初はジャニス・ジョプリンでもやるのかと思った(ちょっと似てきてない?リンク先の写真とか)が、いくらなんでもまだ若杉だよな…誰やるの? って、この人ですかー!腹のくくり方が違う…
去年の10月くらいから色々あって*1、20年以上暮らした中野区を離れ埼玉県民となったureahoyです。勤めは続けてるけど通勤に時間かかるのでもうレイトショーは無理。あと銭湯が少なくてラジオの入りが悪い(とくにニッポン放送。半田健人のANNがはじまった…
パンフで「ダークナイト」とか「アイアンマン」ほどの予算がないと愚痴っていたデル・トロだけどもたぶんこのくらいの予算で最も生き生きする人だと思いますた。*1サッカースタジアムよりテニスコートサイズというか。カートレディに化けたゴブリン(トロル…
1 エグザイル/絆(ジョニー・トー) 選んどいてなんだが、本年度最高の映画じゃないと思う(まぁそもそも2年前の作品だしな)。が、こういう映画を1位にしなくて何が楽しみで劇場通いを続けているのかという話ですよ。大晦日にもう一度観て今年の締めとします…