2008-01-01から1年間の記事一覧
デスメタルにしろ渋谷系にしろ、スクリーンで実際に音が鳴っちゃうと辛いんじゃないかと思ってた*1がそれ以前に原作からして音楽はダシにすぎないのでそれほど問題なかった様子。でもついついここで本気を出してしまう奴が作ればいくらでも面白くなってた素…
来月のフランスの映画秘宝(微妙に間違い)とかなざわフィルマゲドンで手持ちのゴールドが尽きたところに某サイトからとしまえんの招待券2枚が送られてきた。ありがとうシネマNAVI。前日に退会してたけど。
これだけ話題沸騰(映画村限定。ハコは早くも150人規模にスケールダウン)だとやっぱり気になって二回目。感想はあまり変わらず。ジョーカーの挑戦を真正面から受けたふたりの敗北が一つのシルエットに収束するラストまでは序章に見える*1。それでも二回観る…
この面子ってよくわからないけどいけすかない感じが素敵、というわけで日曜最終回1000円で。 「インテリアデザイン」 最後にいつものゴンドリーっぽい妄想映画になるまでは普通につまんないんだけど、そのダメな感じがあまりにもある種の日本映画っぽくて驚…
浅野温子を筆頭に野口五郎(ゴロンボ)、堀部圭亮(K2)、生田悦子(良いOL)といった墓石の下から蘇る楽しいTVショウみたいなキャスティングはなんか「地獄のモーテル」とか新東宝の怪談映画とかを思わせて悪くないんだが肝心のタマミのキャラと造形がまる…
こちらの予想を大きく上回る本気の格闘コレオグラフィーに香港アクション(と日本アニメ)がハリウッドに消化吸収されるプロセスの最終段階をみた。カンフーの師匠(なんの動物だ。ダスティン・ホフマン)がサジを投げかけていた不肖の弟子(パンダ。ジャッ…
大きな地図で見る 「撮って良い」とは言ったおぼえはないが大家さんがいいと言うんならしかたがない。そういう問題か。 なにかと話題のGoogleストリートビュー、まあこれ↑は俺んちの近所ですが、ことしの4月30日のエントリで書いた廃業する近所の銭湯の解体…
東スポ偉ス
ラストまでネタバレしちょるけん気ぃつけんと。
8月1日チケット発売。とりあえずクリスピン・グローヴァーのスライドショー両日と、ついでだからってんで14日夜のオールナイトも押さえる。あとは現場で時間と財布に相談して決めるということで。北陸は高校の修学旅行で東尋坊に行って以来だけど、今回あん…
宮崎駿4年ぶりの新作は、今までのリアリズムから離れた童話的な世界をCGを排して全編手書きで表現した意欲作。さいしょにいっておくけどおこさまむけですよ。 序盤の15分は描写の細部に感心し、語りの配分に「ああ映画だねえ」という感じを味わいつつ「この…
自分ちで一人でDVDで観たときは「谷岡ヤスジって本当にすげえ」という感想だけだったのだが(本人登場シーンがすごいって意味じゃないよ。本人はふつうのおじさんだ)、劇場で見るとこれを別メディアへ移植する際の苦労がかなりわかりました。まあでも最終的…
公開時に見逃したのだが観れて良かったです。健太これだよこれ。意味のない話を勢いで見せきる時に光るタイプだったんだな。最後の大乱闘の捌きがいまいちだったのは惜しいが、そのほかの小沢真珠が出てるシーンはどれもよい。彼女にどこかのファンタで賞を…
弟を追い詰めて殺した同級生の家族(こいつらも狂っている)を殺した後、「鬼になってやった!」と夜の道を駆け抜ける八代みなせ嬢*1のようないくつかの永井豪的場面にはぐっと来るものがあるけど、ストレートな復讐劇のエモーションは弱い。でも全編におも…
感想を書いているとどんどん長くなってきてまとまらない病なので最近観た映画とこれから観たい映画について覚え書き程度で。 「コロッサル・ユース」はフィルム上映だったけど、観てるあいだずっとこれはDLPで観るべきなんじゃないかと思ってた。そこら辺…
「シネマ紀行 京都ものがたり」という特集でこの映画をかけるラピュタ阿佐ヶ谷は偉いと思う。 高級クラブのホステス(「ママ」って呼ばれてたが)橘ますみが古い商家の旦那・若杉英二に執拗に付きまとわれる。いまは新しい男・吉田輝男を見つけて彼と旅行中…
来週の土曜、19日から新生新宿ピカデリーがオープンする。もちろん建物は完成しており、ガラス張りの正面入り口から中をのぞくと白を基調にしたロビーを見ることが出来る。靖国通り側から少し階段を上ったところがチケット売り場になっているようで、この高…
「信じるものに命を賭ける」男たちが「真っ正面からぶつかりあう」「社会派」アメリカ映画、を作ってるつもりで妬み僻み嫉みの日本社会を描くシリーズの最新作。もはや悪びれすらしない全編に漂う大づかみなオヤジ感はいつもどおりながら、原田眞人好みの体…
ギザホイール。 壊れたモニターでカラコレした映画として歴史に残ること確実*1の本作、この狂った色彩をダイレクトに感じなければあまり観る意味がないと思うので、どうせならDLP上映の劇場で観ることをおすすめするチカチカ。予告編で観るとおりカメラワ…
下高井戸シネマひっさしぶりだなあ。調べたら2000年の夏の「がんばっていきまっしょい」再上映以来だから今世紀初・下高井戸。「京王線の駅の階段をおりて世田谷線の線路向こう」という間違った知識(正しくは⇒*1)が訂正されていなかったので、前世紀と同様…
2008年も半分が終わった。早いねえ・・・といっても 実時間半年=実感2ヶ月 という感覚に慣れちゃって正直驚きもしないや。だから観ている映画の数が減っていてもなんら不思議ではないのであり、ということでこの半年に観た封切洋画59本から10本。Foreign fi…
今回シンチーは主役を小学生の息子*1に譲っていて、彼をめぐってのいじめっ子&巨漢男子&巨漢女子対決などはてらいのないコロコロボンボンテイストが炸裂。桜多吾作にまんが化していただきたい。予告編で見て「はあなるほど」とか思っていたギャグも本編に…
♪私の彼は パイロット ♪有楽町で 逢いましょう ♪わたしゃも少し 背が欲しい ♪君と僕とで ヤンマーだ ♪俺たちゃ 裸がユニホーム 替え歌作りたくなったので本編も見てみよう。
LALAMIEさん経由のこのニュース USCが開発した「レイア姫の3D映像技術」、動画で紹介 いままでの立体画像というのはなんかぼんやりしているのが相場だったけども、このくっきり感は凄い。どうなってんのかと思ったら、 高速回転する鏡に映像の各フレームを投…
冒頭タイトルバックから「ハウンド・ドッグ」が鳴りひびく、インディミーツフィフティーズ。結論から言うと食い合わせ悪いね! この際だから核実験の影響で兵隊アリが数十メートルに巨大化して大暴れ、墓の中でサヤに入ったコンキスタドールが目覚めて生気の…
台湾は公開がアメリカと同時なので、ホットな封切り作品のなかから英語力がプアーでもなんとかなりそうな2本(「なんとかなる」の意味が違うけど)を選んでみました。直接のネタばれは避けましたが一応ご注意。